まさか、まさか・・・

こんなことが起きるなんて、予想外すぎる!





-空舞-





「あー・・・、今日も疲れた。授業眠すぎるって!」


私、は現役高校2年生
三國無双とか三国志が好きな、自称:腐女子だ


学校から帰ってきたため
は玄関の前にいた



学校は楽しいんだけど勉強は苦手
全授業が三国志ならいいのに!


ため息を吐いて、いつもと同じように鍵をあけ部屋に入る

リビングに行き真っ先にテレビを見る
繋いであるPS2

それを見ると、今まで嫌いな勉強のおかげで
暗かった気分も吹っ飛んでいった


「こういう時は・・・やっぱり無双でしょ!」


鞄を適当に放り投げてテレビの前まで行き
テレビとPS2の電源を付ける
ここまでの行動タイム:6秒


流れる三国無双4のオープニングムービー
付けるたびに見るが何度見ても見とれてしまう


「あぁ・・やっぱり趙雲はかっこいい!
こんな人が近くにいたらなぁ、すっごく幸せなのに」


そんな夢のような展開をいつも想像してしまう
まぁ、あるわけないよね、と心中で思っていた時
趙雲と曹丕の戦いによってムービーが終わり、画面が切り替わる



「フリーモードがいいかな。場所は・・・」



成都



蜀好きのにとっては、五丈原よりも、赤壁よりも大好きなステージ

 「蜀といったらまずはここでしょう!」

と一人で気合いをいれ、成都を選択した



画面がキャラクター選択に切り替わる変わる



「誰使おうかなー、槍族の誰かでもいいし
関平でも、星彩ちゃんでも・・・
あー!
蜀って皆素敵だし、使いやすいし迷う!」



まぁ、迷っていても意味がない。


とりあえず、最初は馬超にしよう、と思って馬超を選ぼうとする




 しかし




 「あ、あれ・・・?」



馬超を選ぶことができない、
というより動かそうとしても諸葛亮のところで止まってしまう


しまいには、ステックを左右に倒しても、
諸葛亮のところから動かなくなってしまった


「何で諸葛亮しか選べないの!?
もしや孔明先生の呪い!?いや、これが孔明の罠ってやつ?」



考えれば考えるほどに、諸葛亮の呪いとしか思えなくなってきた


それはそれで恐ろしい




「きっとバグだ、うん!」

自分に言い聞かせるように呟き、電源を切ろうとするため
テレビから目線離し、下を向いた

 

その時






「――あなたを、待っていました」






テレビから声が聞こえた




キャラクター選択画面で止まっているので
BGMは聞こえても声は絶対に聞こえるはずがない




「な、何!?今の声!?」


はあまりの驚きに、顔を上げ再びテレビの方に向けた


テレビ画面が、
真っ白に光っていた


「な、何これー!?」


ありえない!!
画面が光るなんて聞いたことがない!
もしや怪奇現象?!


今までに起こったことのない現象に驚くが
好奇心からそっとテレビの方に近づいた




「さぁ、早くこちらへ―――」




また声が聞こえた

その声が聞こえた瞬間、
の体は、テレビに吸い込まれた


 「え?ちょっ、待っ・・・!!」




叫ぶけれど、その声は誰にも届くことはなく、
部屋にはつけっぱなしのゲーム画面の光だけが残っていた。



呼ばれて…

(さぁ、声のする方へ。貴方を導きましょう)






***
今思えば、一年前の文章\(^o^)/
修正してます、あんまり変わってない気もするが・・・