君が笑えば

僕も笑うから





-空舞-





「そうだ、には他の武将のことも知ってもらわなければな」

「そうですね。では、姜維こちらへ」

「はい!丞相!」


男性の声にしては少し高めの声が聞こえた



(この声って・・・まさか!!)



声がしたほうを向くと、1人の青年が茶色のポニーテールを揺らしながら、こちらへ走ってくるのが見えた
その青年は、が大好きな槍族のうちの1人、姜維であった



(きょ・・・姜維だぁー!生姜維!!!か、かわいいー!!)


心の中で絶叫をしている間に、既に姜維は諸葛亮の近くに来ていた



「なんでしょうか、丞相」

「今からに、他の武将達を紹介してあげなさい」

「わかりました!丞相!」



諸葛亮に合挙をした後に、姜維はのの方を見た
その瞬間、姜維と目が合ったのでの心臓は高鳴った



「初めまして勝利の神、殿。私は姜維、字を伯約といいます。お好きなようにお呼びくだされ」


お好きなようにですと!?
もちろん姜維か伯約と呼ばせてもらいたい・・!
あ、きょんって呼ぶのも・・・
だけど姜維は私よりか年上だし、階級も私なんかとは比べ物にもならないし・・

残念だけど・・殿付け、かなぁ
あぁ、名残おしい!




「それじゃあ・・姜維・・殿?」

「なんで疑問系なんですか、殿」


くすくすと、姜維は笑う
思わず、可愛い!!といいそうになったが、
さすがに初対面ではまずいので抑える


「えぇ!?だって・・殿を付けるべきかなーと思いまして・・・」
あ!姜維殿!私に殿なんて付けないでください!で十分です!」


「そ・・そうですか?それでは・・・でよろしいですか??」


少し頬を紅く染めながら言う姜維を見て、やはり可愛いと思った


「はい!もちろんです!」


も、私のことは呼び捨てでいいですよ?」

「え!いいの!?じゃなくて・・いいのですか?」

「もちろんです、姜維で結構ですよ」

「じゃあ・・姜維・・?」

「また疑問系ですか?」


再び姜維が笑った。
今度は私も一緒に笑った






「お話中失礼しますが、。無理に慣れない話し方をしていますね」


さっきまで笑いあっていた二人だが、急に聞こえた諸葛亮の声に驚いた


「慣れない話し方って・・やっぱりわかりますか?」

「えぇ、所々言葉が崩れているところがありますからね」

「やっぱり・・・年上の方と話すには、敬語を使わないといけないと思ってたんですよ。」

「もう少し、楽に話してみては?」

「そうですよ、。無理に敬語を使う必要なんてありませんよ?」


「ですが・・」

「そうだぞ!、そなたはこの国に必要な人物なのだ。話し方など気にしなくてよいぞ」



いつの間にか劉備まで会話に入り込んでいた
3人にそこまで言われて、さすがにこのままの話し方だったら、せっかくの親切が台無しになってしまう



「じゃあ・・少し普通の話し方にしますね?」


さっきと変わっていない、と劉備と諸葛亮はくすくす笑い始めた


「わ・・!笑うなんてひどいです!これでも頑張ってるんですよ!」

「えぇ。それはわかってますが・・」
「だがな・・」



いまだ笑いを止めない2人
2人を見て、もーっ、とは拗ねる


姜維はその光景を見て、仲がよろしいことですね、と思い微笑んだ





。私には敬語は使わなくていいですよ?年も近そうですし」

「それなら、遠慮なく話しちゃうよ?」

「いいですよ」

「姜維も敬語じゃなくっていいよ?」

「いえ、私はこれが癖になってしまっているので」

「んー、わかった!それじゃあ・・改めてよろしくね?姜維」

「こちらこそよろしくお願いします。」



私は姜維に向かってにっこり微笑んだ後、2人を見た
どうやら、笑いは収まったみたいだ




「さて・・姜維とも仲良くなれたようですし・・・」

「向こうに趙雲や馬超がいるようだな。姜維、を連れて行ってやってくれぬか?」


「はい!おまかせくだされ!」


姜維は再び合挙をした


「それでは、趙雲殿達の所へ行きましょうか」

「う・・うん!」



は、残りの槍族の2人に会えることで、新たに胸が高鳴ることを感じた



笑顔のきっかけ

(貴方の笑顔は、私を幸せにしてくれる)






***
やっと姜維登場!
きょんは本当にかわいいですね^^
しかし話の進行速度の遅さに絶望した!